二槽式洗濯機の点検・修理の実施についてのお知らせ(平成19年3月15日)
シャープより洗濯機の点検・修理に関しましての一報が入りました。詳細は→シャープの家電品 : 二槽式洗濯機の点検・修理の実施についてをご覧下さい。
下記はその引用ですので、詳細はシャープにお問合わせください。
二槽式洗濯機の点検・修理の実施について
1998年(平成10年)6月から2007年(平成19年)2月までの間に製造しました二槽式洗濯機(対象機種:ES−50F1/洗濯・脱水容量5.0kg、ES−56GS/洗濯・脱水容量5.6kg)において、発煙・発火に至る恐れのあることが判明しました。
つきましては、心からお詫び申し上げますとともに、社告を行い、無料で点検・修理を実施させていただきます。お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、フリーダイヤルにご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。
該当機種:
- ES-50F1(製造期間1998年6月〜2007年2月)
- ES-56GS(製造期間2000年6月〜2007年2月)
事故内容と原因
ES-50F1は1996年より生産を開始しており、1998年6月に脱水用蓋スイッチ(※1)を変更しましたが、当部品ではスイッチ端子の成型樹脂部でトラッキング現象(※2)が発生し、スイッチ以外の経路に電流が流れ、炭化して発煙・発火に至る恐れのあることが判明しました。
2000年より生産を開始したES−56GSも同じスイッチを使用しています。
※1 蓋の開閉により脱水槽のON/OFFを制御するスイッチ
※2 泡に含まれる洗剤の残渣や微細な繊維くずなどの付着によって、本来電流の流れないところに微弱な電流が流れてスパーク放電が発生し、当該部分の炭化が進み発煙・発火に至る。
社告経緯:
2005年3月に東京で洗濯機の操作パネルの一部焼損と壁の一部が焦げる事故がありました。調査の結果、脱水用蓋スイッチの金属端子が折れていたことが発火の原因と確認されたため、本件のみの部品単発不良と推定しました。
しかし、2006年5月に新潟、2007年1月に茨城、同年2月に埼玉で、洗濯機の一部焼損事故が発生したことから、さらに調査したところ、スイッチ端子の成型樹脂部のトラッキング現象が原因であることがわかり、2005年3月の東京の事故も、同一原因であると判断しました。
対策:
耐トラッキング性の高い脱水用蓋スイッチに交換します。
お客様への対応
- 3月16日(金)朝刊の新聞紙上で『二槽式洗濯機をご愛用のお客様へお詫びとお願い』の告知を行い、ホームページ(http://www.sharp.co.jp/)でお知らせ致します。
- 対象製品をお使いのお客様には、弊社サービス部門が無料で点検・修理を行います。
- 3月15日(木)からフリーダイヤルでお申し出に応じてまいります。
連絡先フリーダイヤル0120-404-660
受付時間:月〜土曜日 午前9時〜午後8時、日曜・祝日 午前9時〜午後6時
関連ページ
- 出張修理の依頼方法
- 洗濯機の出張修理依頼はこちらのページから、修理依頼用紙も準備しております。
- 洗濯機ネット販売のリンク集
- 主な洗濯機販売業者へのリンク集のページ、安く販売している業者のチェックにご利用ください
2016年10月をもって、更新を終了させて頂きます